今回は、ひだまりが聴こえる続編・幸福論のネタバレを紹介していきます。
ストーリーが深く、BLの枠に収まらないと思うほど、切なくつらい物語になっています。
大人気BL漫画なので、映画化もされ、ますます人気が爆発したひだまりが聴こえる続編・幸福論はその名の通り、幸せについて語っています。
航平の後輩で同じように難聴の女の子が加わり、複雑に絡み合っていきます。
まだ読んだことない方は、ネタバレをチェックしてその素敵な世界観を堪能してみてください!
ここからネタバレあり↓
ひだまりが聴こえる続編・幸福論のネタバレ
ぶっとんだ勧誘の仕方をして友人から怒られる太一。
そこで出会ったのが、航平の後輩・マヤだった。
太一は春休みの航平とのアレ以来、気まずくてちゃんと向かい合うことができていない。
友人たちは太一と航平が仲直りできるように動くが、どうもうまく話ができなかった。
飲み会でもなかなか話ができず、女の子にちやほやされる航平に腹が立つ太一。
大学でもマヤが邪魔ばかりしてなかなか話ができない。
マヤと太一はどんどん険悪に。
太一は航平との距離を感じていき…。
気まずい状態の二人だが、ほかの仲間たちと話をしているとやっぱり自然と太一が航平の気持ちに寄り添う。
改めて航平は太一が好きだと感じてしまった。
太一も酔った勢いで、航平に対して無意識に意味深な言葉を発っする。
話ができても謝ってばかりいる航平に怒る太一だが、太一も素直に謝って…。
ささやかな幸せな時間を感じる二人は…。
そんなとき、太一は人生を大きく左右する人と出会い、航平のために何かしたいと改めて考えさせられる。
素直な気持ちを表し、食って掛かるように理想論を語る太一に、その人は一緒に働かないかと言い出して…。
太一は航平に大学をやめて働くかもしれないというと突き放したような言葉を発せられ、ショックのあまり太一は涙を浮かべてしまう。
航平は太一のことを考え…あることを思い出していた。
その表情を見てマヤは航平の気持ちに気づく。
そして、マヤがその気持ちに理解できないと詰め寄ると…太一に出会って目の前の世界に色がついたと思った航平の気持ちを話す。
もう一度人生をやり直しても同じ人生を選ぶという航平。
理解できないマヤだったが、ある事件をきっかけに航平の気持ちを理解することになる。
その後、太一は改めて航平に大学をやめると伝え…ハグを交わした。
別れ際に航平が見せた手話は…。
大学をやめ半年後、航平と偶然再会を果たす。
彼女ができたと聞かされていた太一は、航平に直接聞いてしまい…。
航平の返事にショックを受ける太一は、手を握られた瞬間気持ちが溢れてしまい…涙を流しながらその場を走り去った。
あのときのことをなぜと後悔ばかり。
すると、航平が追いかけてきて…航平は今でも太一が好きだと言い始め…ずっと会いたかったと気持ちを伝えた。
太一も気持ちを言葉にした。
抱きしめあい、何度も気持ちを伝える太一は…。
ひだまりが聴こえる続編・幸福論の見どころと感想!
ひだまりが聴こえる続編・幸福論の見どころと感想をまとめました。
表題作6話が収録されており、プラス番外編が全28ページの構成になっています。
ひだまりが聴こえるでは、太一と航平が友人としてお互いを想い合い、航平が太一に対して恋心を抱いてしまう切ないストーリーです。
太一が航平の世界に色をつけていくさまが手に取るようにわかりました。
一見面倒くさい人間に見えますが、側にいるだけでどんどん惹かれていく魅力的な太一。
同性なのに…ゲイではないのに…航平が恋心を抱いてしまうのはわかりますね。
そして、後半には航平の想いが溢れてしまい…。
切ない気持ちにはっきりと答えないまま、ひだまりが聴こえる本編は終わりました。
今度は、太一が自分の気持ちに気づいていく葛藤があります。
小さな幸せを紡いでいく感じがいいですね。
元々、ゲイ同士ではないので、ストーリーがサクサク進むわけではありません。
この気持ちを認めてしまったら…この気持ちは…と悩みつつも、2人でいられる時間に幸せを感じています。
でも、しょっぱなから航平の後輩・マヤがかなりひっかきまわしている感じなので、なかなか仲が進まないもどかしさもありますねw
また、太一はある人との出会いで、自分の将来、航平との関係を考えていき、一大決心をしていきます。
この時点で航平のことを特別視しているとわかっていません。
はたから見たら…。
恋しているからこそなんでしょうけど、その相手の力になりたい、自分の人生をかけてもいいという感情が湧いていますね。
でも、航平に突き放されたような言葉を投げかけられます。
太一はその言葉でショックを受けて…。
やっぱり恋心を自覚していないけど、自然と涙がにじみ出てきて…普通よりもショックなのは、恋なんでしょうね。
でも航平のそれは、寂しさをこらえてって感じで(´;ω;`)
お互い不器用なところがありますね。
そして、なんといっても、マヤが航平の気持ちに気づいちゃいました!
航平が好きな人のこと、マヤに対して言った言葉に涙がダーーーーッと出ました!
太一に出会ってから、笑うこと、怒ることを思い出し、太一と一緒に笑うことがうれしかった。
この人生で良かったと言う航平がどれだけ幸せだと思っているのかが(´;ω;`)
ぶわっとなりました。
幸せがどんなものかは、人それぞれ。
もちろん、難聴の方はやっぱり不自由に感じることも多いだろうし、ひだまりが聴こえるのように嫌な思いもたくさんしている人も多いと思います。
でも、航平が言ったような言葉が出てくるなら、その人の人生は幸せなのだろうと思います。
健常者であっても、幸福と思えない人生を送っている人もいます。
そんなの関係なく、幸せを感じられる瞬間がある人は幸福なのだろうと思いました。
結構考えさせられました。
太一側も将来のことを考えた先にいるのが、航平でした。
航平のことを想って、太一は大学をやめるって…もう航平のことを友達以上に考えているからでは?と思うほど。
ぶっちゃけ、重い考えですけどw
一般的に異性同士の恋愛で、これやったら重っって反応されますよね( ´艸`)
そして、しばらくの間、2人は会えない時間が続きます。
これがよかった!
会えない時間で、太一は自分の気持ちにはっきり気づいて(´;ω;`)
でも、航平は太一を困らせたくないと自分の気持ちを最初隠して…太一はその場を泣いて走り去ってしまうんですよね。
もうウルウルしちゃいました。
切なくて胸がギュッとするシーンが続きますが、最後に太一も自分の気持ちを…。
本当に幸福について考えさせられるストーリーになっていたかもしれないですね。
ちょっと意見がわかれるところもあるみたいですが、わたしは幸福論はかなり好きです!
同性同士というのを超えて、人として、ひとりの個人として、人を好きになるって感じですね。
今は同性同士の恋愛もオープンになってきているので、幸せになってほしいなあ。
ひだまりが聴こえる続編・幸福論はどこでお得に読める?
わたしはいつも電子コミックで読んでいます。
電子コミックなら、いつでもどこでも好きなタイミングで堪能しやすいんですよ!
シリーズをまとめてスマホ1つで読めちゃうので、コンパクトで超便利。
まだ電子コミックを使ったことがない人は、ぜひ試し読みしてみてくださいね。
ひだまりが聴こえる続編・幸福論ネタバレまとめ
ひだまりが聴こえる続編・幸福論は、本編からの続編となっており、マヤというちょっと二人の関係をかき乱す存在が登場。
太一を嫌っているようなそぶりを見せるほどの女の子ですが💦
航平との関係も本編でははっきりしませんでしたが、続編・幸福論で💗になりました。
ここからの幸せな日々を思うとうれしくなりますね♪
ネタバレで少しでも興味を持ってもらえたら、ぜひ読んでみてくださいね✨